弊社には顧問料のお見積りのお問合せと同じくらい、会計処理をどのようにすれば良いか、これは経費になるかなど、ご質問のメールが寄せられていますが、このような税理士による無料相談の件数は年々増加傾向にあります。

個人的に面白いと思うのが、現在他の会計事務所と顧問契約をしているにも関わらず、その会計事務所の担当者に質問をするのではなく、わざわざ弊社の税理士無料相談を利用するのか不思議で仕方がありませんでした。

その方にお話しを聞いたところ、会計事務所の担当者は税理士本人ではなく、まだ経験の少ない若手の職員だったので質問をしてもスムーズに回答が戻ってくるのではなく、数日経ってから戻ってきたり、あいまいな返事のケースもあるので、弊社の税理士無料相談を利用されたという事でした。

弊社が税理士無料相談を始めた理由は、ここから顧問先を獲得するという目的ではなく、中小企業の経営者や経理担当者がどのような点に悩みを持っているのかを知りたかったのと、そもそも色々な人とネットを通じて知り合いたいという目的があったので、今回のように他の会計事務所と契約をしている会社からのお問合せは正に願ったりでした。

ところで、先日お問合せがあったケースですが、格安税理士を全面に出している会計事務所と契約をしたのですが、後になって必要なオプションを追加したところ、結局前よりも顧問料が増えてしまい、しかも会計事務所の担当者は定期的に訪問しないので、むしろ依然の税理士と比較して質が悪くなったと言っていました。

中小企業の場合、毎月の顧問料もばかにならないので、なるべく格安な税理士に依頼しようとするのは仕方がありませんが、きちんとサービス内容を確認して契約をしないと、今回のケースのように安かろう悪かろうという結果になりかねませんので、事前に税理士無料相談を申し込んで、きちんと契約内容を確認してから契約を締結する事をお勧めします。

会計事務所の変更を１度すると、なかなか変更をするのは難しいですし、何より頻繁に税理士を変更するのは税務署と金融機関に対して印象が良くないので、なるべく時間をかけいて複数の会計事務所を比較する事をお勧めします。

なお、弊社では前出のとおり、メールによる税理士無料相談を随時受け付けておりますので、会計処理をどのようにしたら良いか、このような場合税務上どのような取扱いになるか、税理士変更を検討しているけどどのような点に注意をしたら良いか、などの内容でも受け付けておりますので、こちらのページの右上にある「メールでお問合せ」というボタンをクリックして頂き、こちらからお問合せを頂ければと思います。