格安税理士は大きく試験組とOB組に分けられます

格安税理士には試験組とOB組がいます。

試験組とは税理士資格試験を突破して資格を取得した者であり、OB組とは税務署職員として一定期間勤め上げたことにより税理士になった者です。

あくまでも私の印象ですが、試験組は格安税理士としての理屈を駆使して正論で仕事を進めるのに対し、OB組は元税務署職員という顔を活かして仕事を進めているように思います。

いずれの仕事の進め方も効果的であるには違いないのですが、クライアントが納得できる仕事の進め方は、前者であると思います。

後者の場合は、理屈を超えた部分が多くなり、属人的な色の濃い仕事の仕方になるので、なかなか人が理解するのが困難かもしれません。

依頼人は全く口を挟まず、税理士に完全に任せてしまうくらいの器量が必要に思います。

私は格安税理士に仕事を依頼する場合は、逐一、理屈の通った説明が欲しいので、試験組の格安税理士のほうがいっしょに仕事がしやすいです。