法人の種類

1.内国法人と外国法人
内国法人とは、国内に本店又は主たる事務所を有する法人をいい、外国法人とは、内国法人以外の法人をいいます。
2.普通法人
普通法人とは、株式会社、合名会社、合資会社、合同会社、医療法人、企業組合等をいいます。
3.公共法人とは、法別表第1(公共法人の表)に掲げる地方公共団体、独立行政法人(資本金額等の全部が国又は地方公共団体の所有に属しているもの等)、国立大学等をいいます。
4.公益法人等とは、法別表第2(公益法人等の表)に掲げる宗教法人、学校法人、社会福祉法人、公益社団法人、公益財団法人等をいいます。
5.協同組合等とは、法別表第3(協同組合等の表)に掲げる農業協同組合、漁業協同組合、商工組合等をいいます。
6.人格のない社団等とは、同窓会、PTA、協会等法人格のない社団又は財団で代表者又は管理人の定めがあるものをいいます。
このように、法人といっても様々な種類があり、行う事業内容によって、どの法人で設立をするのが税務上ベストか変わってくるので、安易に設立をするのではなく必ず格安税理士などの専門家に相談をして、自社に合った適切な法人形態で設立をするようにしましょう。(法人は1度設立すると、組織変更をするのは容易でないので注意が必要です。)