安さのみを追求した顧問料の交渉は危険です

格安税理士の存在は決算期にしか気が付きませんが、実際は毎月のように仕事をしています。例えば給料計算やそれに伴う税金計算、中間決算書の作成なども重要な仕事の一つです。

ですから毎月格安税理士には費用がかかります。どのような世界でも「費用を安くしたい」という人はいます。顧問料費用も毎月2万円程度はかかりますから、少しでも抑えたいと考える人がいるのは自然な流れです。

しかし、忘れてはいけないのは「何のために依頼するのか」ということです。

格安税理士の仕事は主に税金の計算ですが、税金は多くは払いたくありませんが、かといって払い忘れることも法律上許されません。

会社の存亡にかかわる重要なことであることを忘れて「安さ」のみを追求することの危険性を自覚した上で料金交渉をするべきです。