税理士には、近年新しい業務が加わりました。
税理士法というものが改正されたわけですが、その結果として補佐人という仕事が生まれました。言葉としてはなかなか理解しづらいと思うので、詳しく解説させていただきます。
補佐人とは、裁判所などで陳述をすることができるという意味合いになります。
税金関係の裁判というものに企業がかけられる可能性もあります。税金についての考え方の違いというものも、実際に税務署とおこることが多いわけです。しかし、裁判になっても税理士が出廷できないとなれば、企業側は大きな不利を背負ってしまいます。
そこで、その補佐人という制度が新しくできたことにより、税金関連の裁判で税理士が意見を述べることができます。企業にとっては大きな援護を得られるわけです。
裁判には、弁護士が訴訟の代理として出廷します。その弁護士と一緒に出廷できる権利を得ました。
今後は多くの税理士が裁判の舞台でも活躍されると想定されています。
税理士の方は、裁判対策ということも考えて、今後の仕事に対応すべきです。